おおた工業フェア 炭素繊維加工技術セミナーのご案内
現在産業界において注目を集めている炭素繊維は、日本企業(東レ、東邦テナックス、三菱レイヨン等)がその生産量において世界シェアは約7割を占めており、最近では最新型旅客機に大幅に採用され、また今後は乗用車の軽量化素材としても採用が期待されています。
産業用構造材は鉄→アルミ→炭素繊維(複合材料)と軽量化の方向に動いています。今回のセミナーは、炭素繊維の加工技術を中心に長年この分野で携わってこられた新進気鋭の鵜沢先生にお話しいただきます。是非ご参加ください。
日 時
平成25年2月8日(金) 13:00~15:00
場 所
大田区産業プラザ(PiO) 6階 D会議室 東京都大田区南蒲田1-20-20(京浜急行蒲田駅下車徒歩3分)
講 師
金沢工業大学大学院工学研究科教授/東京大学先端科学技術研究センター特任教授鵜沢 潔 氏
演 題
『 炭素繊維の加工技術の現状と動向 ~熱可塑性樹脂複合材料の加工技術を中心として 』
概 要
炭素繊維(特に熱硬化型炭素繊維)は軽量・高強度の特性を持ちますが、その特性を生かしながら構造材や部品とするためには特有な加工技術(切断、穴あけ、トリミング等)や設備(成形)が必要となっています。この技術課題を克服するために東大、NEDO、その他大手素材メーカーが中心となり、最近熱可塑性樹脂複合材料CFRTPの開発が行われてきました。熱可塑性樹脂複合材料では、従来のプレス成形・溶着・折り曲げ・電磁誘導加熱による加工などの技術応用も可能であり、中小企業の持つ技術守備範囲の素材です。
今回のセミナーでは炭素繊維の基礎的な技術の現状や熱可塑性樹脂複合材料CFRTPを中心とした最新の加工技術動向全般について講演が行われます。
【内容】
炭素繊維等の一般特性(材料区分、物性)、国内外の動向等
熱硬化型複合材料の成形方法の区分と特徴
熱可塑性樹脂複合材料の物性、特徴など
熱可塑性樹脂複合材料の加工方法の種類と特徴、リサイクル その他
参加費
無料
お申込方法
会社名、氏名、連絡先(住所、電話番号、FAX番号、E-mailアドレス)をお書きのうえ、下記FAXまたはE-mail宛にご送付下さい。折り返し参加確認の返信をさせていただきます。
お申込用紙はこちらからダウンロードできます。
また申込みフォームからの申込みもできます。
第17回おおた工業フェアからの申込みもできます。
主 催
公益財団法人大田区産業振興協会
協 賛
東京工業大学産学連携推進本部
お申し込み・お問い合わせ先
(公財)大田区産業振興協会 経営革新担当 多田見・岸本〒144-0035東京都大田区南蒲田1丁目20-20 大田区産業プラザ2F
TEL 03(3733)6144 FAX 03(3733)6496受付時間:月~金曜日(休祝日・年末年始を除く) 8:30~17:15
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