東京工業大学 流体圧アクチュエータ技術研究会
アクチュエータは非常に身近な機械の1つで、様々な動作の機械化、自動化のキーアイテムです。
今回東工大塚越准教授のご協力を得て、流体アクチュエータについての研究会を開催します。塚越研究室では流体の柔軟性と高速応答性に着目して、外界への適応性と劣悪な環境への耐久性に優れた、従来にない全く新しいタイプのロボットやアクチュエータ、およびその駆動バルブの開発に取り組んでおられます。
本研究会は通常のセミナーとは異なり、先生との交流や企業間交流を図るため小人数メンバー制とし、塚越研究室見学や新しい流体アクチュエータの市場用途などについても自由に議論します。
是非ご参加ください。
日時場所
第1回 平成26年9月22日(月) 17:00~19:00
東工大 大岡山キャンパス 南5号館2F 207号室
第2回 平成26年10月17日(金) 17:00~19:00
東工大 大岡山キャンパス 南5号館2F 201号室(1回目と異なります)
(集合場所等の詳細は別途ご連絡致します。)
講演
東京工業大学 大学院理工学研究科 機械制御システム専攻
准教授 塚越 秀行 氏
演題
『 柔軟流体アクチュエータの新展開とその医療・レスキュー領域への応用 』
概要
流体には本来、固体と異なりあらゆる方向に自在に変形する性質がある。その流体をシリンダのような一方向にしか変形しない容器に閉じ込めると、出力方向を一極集中化できる反面、変形自在性は失われる。逆に、流体を柔軟嚢で覆うと、柔軟変形できる自由度は増えるものの、目標出力の指向性が課題となる。
流体駆動系に内在する上記ジレンマに対し、講演者は独自の観点から各用途に適した流体制御システムを導入し、「見たこともない」・「面白い」・「役立ちそうな」動きをするロボット創出を目指してきた。本講演では、その一端として「生体協調システム」「レスキューロボット」への展開例を紹介する。
また、流体制御システムをロボットへ応用するうえで不可避な弁・圧力源の扱いに対し、ブレークスルー的発想も紹介する。
申込について
参加企業は大田区に本社・事業所のある企業に限ります。
小人数固定メンバー制としますので、同じ企業からの参加は1社1名とします。
企業間交流も目的としていますので経営幹部の方の参加をお願いします。
第2回研究会では、各社の自社技術紹介やアクチュエータ応用アイディア案等の提案をお願いします。
参加費
無料
申込期限
9月10日(水) (ただし定員10名になり次第締め切ります。)
申込方法
申し込み用紙(PDF)をダウンロード後、FAXまたはE-mail宛てにご送付下さい。折り返し参加確認の返信をさせていただきます。
また、申し込みフォームからのお申し込みもできます。
主催
公益財団法人大田区産業振興協会
協賛
東京工業大学産学連携推進本部
お申し込み・お問い合わせ先
公益財団法人大田区産業振興協会 事業グループ 経営革新担当 木川・岸本・山本
〒144-0035
東京都大田区南蒲田1-20-20 大田区産業プラザ2F
TEL 03(3733)6144 FAX 03(3733)6496
受付時間:月~金曜日(休祝日・年末年始を除く) 8:30~17:00
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